洋上ロケット打ち上げのアストロオーシャン、小型ロケットの洋上発射実験連続成功!
小型ロケットの洋上打ち上げ場サービスを全国展開へ
ASTROCEAN(アストロオーシャン)株式会社(住所:東京都中央区東日本橋1-1-20)は、2019年11月11月22日(金)~11月24日(日)に、千葉工業大学および大林組と共同で、組立式洋上打ち上げ場を利用した小型ロケット洋上発射実験(シーロンチ)を実施しました。
2019年3月2日の実施に続く、2回目のシーロンチ成功となります。
これによりアストロオーシャン社は、小型ロケットのシーロンチに必要な打ち上げ場の技術を獲得しました。
今後、組立式洋上打ち上げ場「Astrocean Nano」(アストロオーシャン ナノ)として、日本全国の海上で学生・研究者・愛好家が気軽に小型ロケットを打ち上げられるサービスへと展開していきます。
そして、さらに大型のロケットの打上げに対応可能な、「Astrocean Mini」(アストロオーシャン ミニ)の実証をスタートさせます。
小型ロケット洋上発射実験(シーロンチ)結果
- 打上げ期間:2019年11月22日(金)~11月24日(日)
- 打上げ場所:千葉県夷隅郡御宿町 網代湾沖 400m 地点
- 打上げ機数:小型ハイブリットロケット1機※
(型番ER,前長1500mm,直径150mm,質量8kg,400N級ハイブリッドロケットモータ) - 到達高度:200m
- ロケット回収状況:回収済
※予定4機のうち3機は天候都合により打上げ実施せず
アストロオーシャン社の知見・技術獲得
- 洋上フロートを4点ダウンフォースアンカー方法で係留し、より安定化。
- 洋上フロートの設置作業工数を大幅短縮(前回70人日)
- クラウドファンディングによる実施資金調達の実現
組立式洋上打ち上げ場「Astrocean Nano」
アストロオーシャン、千葉工業大学、大林組の共同研究により開発した洋上フロート型の打ち上げ場。小型ロケットの打ち上げに対応。
サイズ | 8m×8m(ブロック式、大きさ・形状の変更可能) |
沿岸距離 | 500m |
対応ロケット | 最低高度250m~(場所次第)、サイズ自由、酸化剤はN2O、遠隔制御 |
撮影 | 空撮&海中映像&ライブ配信(アストロオーシャン社で対応可能) |
価格 | 2020年のみ初回無料(共同クラウドファンディングで作業代捻出可能) |
【広報関連のお問い合わせ】
森 琢磨 (モリ タクマ)
ASTROCEAN株式会社 CEO
E-Mail: takuma.mori@astrocean.jp